Xperia PRO-I レビュー その1
冒頭から言ってしまうと昨年買ったガジェットの中でベストバイは Xperia PRO-I でした。
20万円近くするスマートフォンなんてなかなか手が出ないですが、Xperia PRO-Iは十分その価値はあるように思います。
なんせRX100M7と同じ1インチセンサーやフロントエンドLSIを使っているのは伊達じゃないと感じました。
センサーの全部使っていないとかの議論はここでは省きます。どちらかと言うとピクセルピッチが同じで画質に差が出ない方が重要かと。
クリスマスに暗い部屋でディナーを食べに行ったのですが、画面に表示される明るさはiPhone13 proを遥かに凌いで見やすいのには驚きました。
撮った後の写真はあちらはAIで上手に明るめになってましたが、撮る時に何が映ってるのか分かるか分からないかの差は写真撮る人なら良く分かると思います。
またRAWで撮れるので、すぐLightroomで編集できるのはXperia 1Ⅲと同じですが、やはりシャドーの耐性などはかなり違う。
欲を言うならば可変F値はもう少し絞りたいとか、もうちょい寄れるようになりたいとかありますけど、撮影している感じはαやサイバーショットと同じで、αユーザーなら間違いなく楽しいと思います。
質感は物凄く良く出来ていて重量はありますが、金属の塊のような感覚と相まって寧ろ良い感じに思えてしまうほど。
カメラのデザインに関して真ん中に配置されているのはあまり好みではないですけど、存在感はエグイですね。
もともとSocなどが同じなのでXperia1Ⅲの兄弟機かと思っていたのですが、基盤の構成から全くのベツモノらしく、SONYの本気度が伝わります。
私はXperia 1Ⅲとの価格差を考えたら間違いなくPRO-Iをお勧めします。
万人受けするような端末ではありませんが、SONYやXperiaのファンなら間違いなくワクワクしますし、買いの端末でしょう。
この路線で音楽専用のXperiaやゲーム専用Xperiaなどソニーエリクソン時代のような個性的な端末をどんどん作り出して欲しいと思います。
ラーメンとかぐらいしかほとんど撮ってないので、一回本気で撮影してみてあらためてXperia PRO-I の写真やカメラについて後ほどレビューをしたいと思います。
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