癌と言う病気を通して人生を振り返る。
癌って不治の病と言われていますが、実際は宣告されてからかなり長い間生きていられます。
僕の場合、抗がん剤がうまく効いたこともあって、ステージ4になっても5年以上も生きていますし、一時は癌が勝手に減ってきて、これは治ることもあるのではないかな?と思っていましたが、実際のところ不治の病を舐めてました。
年末から体調が激変してしまって、全然回復しなくなって、ずっとベッド生活です。
毎日そこそこしんどい病気が治らないって思ってた以上に精神的にダメージ来ます。
正直、こんな状態なってみないと分からないですね。
しかも結構、体調は山あり谷あり。
しんどい時は寝るのも苦痛な時があったり、ただただ寝てたいだけの時もあります。
どちらにせよ、しんどいのは辛いです。
そして調子悪いとやはり弱気になってしまいますね...。だって人間だもの。
こう言うのって病気に対して悪循環なんです。
前向きになって、ご飯をもりもり食べて、積極的に動かないと体はどんどん弱まって病に侵されてしまうからです。
はっきりと余命を言いますとは言われてないですが、持って今年一年とはっきり言われているのでこれも凄く複雑な気持ちになります。
振り返ると決して良い人生だったとは思わないけど恵まれた人生でした。
親と嫁さんには感謝しきれないです。
親が裕福だったから、貧しい気持ちになったことも無いし、お金に困る事は一度もありませんでした。
嫁さんは僕をここまで大事にしてくれたとてもかけがいの無い存在です。
彼女が居なかったら、自分の存在意義を疑う事も沢山あったと思います。
もう少し勉強して、もっと良い会社に行きたかったなーとかは思うけど、果たして生まれ変わっても勉強するのか?我ながらそこは自信がありません。
結構、勉強に関してはちゃらんぽらんな性格だと思っているからです。
友達に恵まれたのかどうか分からないけど、自分の中では親友は居るしそう言う存在の友人がいるのは幸せなんだろうなと思います。
全然モテ無い人生だったので、若い頃はそれが凄い嫌でコンプレックスでした。
女の子とどう話して良いのかも分からないし、デートしてもその先、どう進めば良いのか行動も起こせないし、分からない、本当にダメダメだったんです。
でも、今となってはどうでも良いので、若かったあの頃の自分に伝えたい。
こう言う事を振り返ったり考えちゃうのあまり良く無いなーと思いつつも、忘れたくもないのでブログにまとめることにしました。
ブログは今は弱小ブログだけど、僕をSONYファンの代表みたいな扱いを沢山の方がしてくれるようなきっかけになったのは間違いないので、僕の生きていた証だと思っています。
Sony TabletやXperia用のアプリを作成して、SONY本家のサイトに紹介され、ソニー本社に行って開発者の方々と食事をしたのも嬉しかったな。
あの頃が人生のピークだったような気がしています。
だから、今からでも出来る限り充実させて思っている事を書いて残しておかないといけないな。と思ってます。
また写真の世界では中途半端にしか登りきれなかったけど、楽しかったし、新しいお友達も出来て良い趣味だったと思ってます。
何度かネットニュースになるほどバズったこともあったし、コンテストも沢山受賞できました。
でも、可能なら東京カメラ部のフォトコンは何かひとつでも撮りたかったな。
カメラ部さんとはみんぽす時代の頃からお世話にもなっていたし、すごいSNSで影響力があったので、目標の一つでした。
SONY関係のフォトコンではαカフェのスペシャルフォトコンを獲れたのは本当に嬉しかった。
あれも目標の一つだったから。
心残りはあるけど、写真は本当に楽しかったです。今でも好きです。
当初は癌や病気に関してはブログに書かないと決めていましたが、これもまたひとつの良く無い方ですが縁な気がして書くことにしました。
これで、少しでも励みになる人が出てきたらそれはそれで嬉しい事ですしね。
引き続きよろしくお願いします。
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ご無理なさらずに。貴重なお話ありがとうございます。
返信削除ありがとうございます。無理できなくなったので、マイペースで更新続けていきますので今後ともよろしくお願いします。
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