SONY α cafe 第11回スペシャルコンテスト
SONYが主催しているフォトコンテストはSWPA(Sony World Photography Awards)をはじめとして幾つかあります。
SWPAは世界規模のフォトコンテストなので最上位であり、その他に全日本写真連盟との協賛の「日本の自然」写真コンテスト、毎年CP+の時期にある α cafe のスペシャルコンテスト、そして、定期的に行われている αカフェのマンスリーフォトコンテストなどがあります。
マンスリーフォトコンテストも結構レベルが高いのですが、やはり上位の3つは毎年見ていると結構レベルも高いし、賞金やソニーポイントの額も大きいです。
SWPAの日本部門ではないグローバルの方はダンチですが...
前置きはさておき今回、α cafe のスペシャルフォトコンテストの生き物部門で銅賞を獲得することができました。
https://acafe.msc.sony.jp/info/contest_2022/result/animal/index.html
SONYが主催しているフォトコンテストに入選するのはひとつの目標でもあり、憧れでもあったので非常に嬉しかったです。
この写真は奈良公園なのですが、写真を撮る一年前にも同じ場所で撮影していました。
偶然ですが撮っている時に落ち葉がキラキラと玉ボケになっているのに気付いていたのです。
前日に雨が降っていたこともあり、朝日が照らされた時に紅葉の落ち葉に水滴が付いて明るい望遠レンズで逆光越しに見ると物凄くキラキラと綺麗な玉ボケになっていたのです。
そのことが1年前に分かっていたので、雨が降った翌日、晴れるかどうか賭けでもあったのですが、ギリギリ太陽が出てくれて、そして狙った位置で鹿が顔を上げて振り向いてくるのを粘り強くずっと待って撮影しました。
奈良公園の紅葉の写真は光芒と鹿を絡めるのがド定番なのですが、敢えて自分で見つけ出した方法で撮影したことで、それがそのまま評価してもらったのがやはり格別の喜びでした。
ちなみに撮影した機材はα7RⅢでレンズはSEL70200GMです。
最近のフォトコンテストはどんどんレベルが上がってきていると実感しています。
それはカメラの性能が飛躍的に向上した事や現像アプリのAI化、SNSによる構図や撮影場所が容易く分かるようになった点など多々あると思います。
その中で勝ち取るにはかなりの撮影や現像の技術力も必要ですが、それよりもオリジナリティが重要になってきていると感じています。
ありふれた撮影場所の定番構図ではSNSではバズってもレベルが高いフォトコンテストでは決定的な瞬間などの会心の一撃でないと勝ち残れません。
これって言うのは簡単ですが、むちゃくちゃ難しく大きな壁でもあり、結果が出ないとモチベーションが下がったりもするのですが、自分なりの撮り方を考えてチャレンジするのが楽しかったりもするんですよね。
これからも自分なりの撮影方法や構図も考えながら写真撮影を楽しみたいと思います。
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