SONY CES2018 まとめと雑感
アメリカラスベガスで開催されたCES2018。今年も新年早々色々発表されましたので、ソニーの情報をまとめと雑感を書いてみようと思います。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201801/18-002/index.html
今年はかなり控えめな発表の印象でした。特別目新しいプロダクトはなく、現在発売されている商品のアップデート版と言う感じに。徐々にCESに対しても力の入れ方が減ってきているのでしょうか…
まずはBRAVIAから
BRAVIAは新デザインのモデルである有機ELのA8Fなどが発表されましたが、最大のトピックは次世代エンジンのX1 Ultimate でしょうね。8Kに対応したエンジンと言う事で、8Kディスプレイも参考展示しているようです。
画質はかなり良いとの評判ですが、発表された新型BRAVIAにはまだ X1 Ultimateが搭載される予定がなく、これを見せられて次のBRAVIA買うの躊躇してしまう人が増えるのでは…?なんて思ってしまいました。
多分、年末に何かしら X1 Ultimate搭載モデルが出てくると予想されているようですが、それが8K BRAVIAになるのか何になるのか全く分かりません。
パネルはすべて他社から供給されているソニーとしてはエンジンで勝負なのでここはどんどん攻めて欲しい部分です。
UHDプレーヤーも新型のUBP-X700が発表されています。こちらも2代目ですが、日本ではそろそろレコーダーもUHD対応してほしいところです。
オーディオではスポーツタイプの完全ワイヤレスイヤホンである WF-SP700N が発表されました。WF-1000Xはちょっと初期モデルだったのでスルーしましたが、ノイズキャンセルに防水機能とこれはついに本命が来たのでは?と思いました。
ただインタビューではアップデート後のWF-1000Xと同等レベルに途切れなくなったと開発者の方は言っているそうですが、それって大丈夫なんだろうか…と思ってしまうのは私だけではないでしょう。
なんせWF-1000Xはあらゆるレビューで音切れがヒドイと酷評でとても積極的に購入しようと思えるレベルに達していないからです。どこまで改善されているのか発売まで見届けたいですね。
その他にもヘッドホンが発表されましたが、Googleアシスタントに対応するのが今年のトピックの一つのようです。
そしてXperia
今年のXperiaは色々な意味で注目だと個人的には思っています。どのような端末が出てくるのか期待して見ていていたのですが、発表された端末はXA2、XA2Ultra,L2と言った所謂ミドルクラスの製品ではありますが、ちょっとこれはやる気がないんじゃないのかな…としか思えませんでした。
みたことあるようなデザイン。何か新しい提案もなく、会場ではセンサーのアピールに留まる程度と風向きが怪しい感じでした。まだ本気のモデルではないですが、とても戦っていける感じはしなかったです。もともとアメリカではXperiaは元気がないのですが、これ以上戦うつもりはないように受け取れてしまいました。
その他先日日本で発売が開始されたAiboやLife Space UXで新型の4K超短焦点プロジェクターLSPX-A1などが発表されています。
今の時代、AIに絡めたり既知の製品とは全く異なるベクトルの製品が多数出てくるようになって、目まぐるしく変化しているなぁと感じていますが、その中心にあるのは果たして何なのでしょうね。
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