NEX-6はNEXシリーズの完成形だった

Eマウントは今でこそすべてがαシリーズで統一された名称になっていますが、当初はNEXと言う名称で発売されていました。

そのNEXシリーズの完成形と言えるのはおそらくNEX7でもNEX5TでもなくNEX6だったのではないかと私は思います。

現存しているAPS-CのEマウントはα6000シリーズですが、その流れはNEX6から始まっていることからも理由のひとつです。

今からカメラを取りあえず始めたい人には安い廉価モデルも良いですが、中古のNEX-6なんて言うのも個人的にはオススメできる気がします。運が良ければ2万円ぐらいで買えてしまうところや機能的にも必要十分なところ、小型でコンパクトな点など、とても4年ちかく前のモデルとは思えない性能などあげればキリがありません。

そんなこんなでNEX-6を激安の2万円ほどで入手しましたのでレビューをしたいと思います。

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まず、中古のカメラで気になるコンディションですが、あまりにも綺麗でビックリしました。購入したのはボディのみで、SELP1650は元々所有していたものです。

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NEX6はボタン配置がα6000とかなり似ています。Fnボタンが電源の横にあるのはかなり嬉しい。グリップも似ていて、握りやすいです。

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モード設定とダイヤルが二つ重なっていますが、それほど操作しにくいとは思いませんでした。

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NEX6がオススメな理由のひとつとしてNEXシリーズでは珍しく有機ELファインダーを搭載しています。

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しかもα6000よりも高精細で水準器も搭載。これだけでかなり良いです。

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フラッシュも内蔵されており、撮影の幅も広がります。

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マルチインターフェースシューも搭載している点も見逃せません。

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さらにチルト可動式モニター。

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USB充電も可能

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NFCはありませんがWi-Fiを搭載しているのですぐにSNSにシェアも可能です。

AF性能はα6000には敵いませんが、それでもファストハイブリッドAFを搭載しているため、一般的な用途には全く困らないレベルです。

ただ、ソフトウェアが一昔前なのでちょっと今のαに比べると設定の変更がやりにくいのが難点です。

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逆に初心者ならこっちの方が良いのかも知れません。

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昔、カメラの事がさっぱり分からなかった時、マイフォトスタイルには助けられました。これはコントロールホイールを回すだけでボケの量や色などを変更できる機能でNEX-6にも搭載されています。

α6000と比較

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α6000と比較してみました。α6000はSEL1670Zを取り付けています。

横幅はなんとほぼ同じだったんですね。

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切り込みがあるだけNEX6の方が小さく見えますが、厚さも似たり寄ったり。

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背面を比べるとα6000の方がさらに操作性が良いのが分かる配置とボタンの数です。ただ、質感はNEX6の方が良いような気がします。

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NEX6とα6000が同じ系統のモデルだと言うのが良く分かる外観でした。

まとめ

Eマウントは最近フルサイズに力を入れていますが、NEXが生まれの始まりです。ソフトウェアに関しては今のαシリーズの方が優れているとは思いますが、この頃に生まれたアイデアや操作性はα7にも引き継がれているものも多々あります。

レンズも豊富になってきた今、中古で格安モデルを狙う時にひとつの選択肢と入れるのも私は十分にアリだと思います。それはソニーのEマウントが他社よりも機能的にリードしてきたアドバンテージが今でも通用するレベルの証拠なのかも知れませんね。


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