これぞ真のフラッグシップ XPERIA の集大成 XPERIA XZ レビュー

すべてで輝きを増したフラッグシップモデルの登場

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SONYモバイルが真のフラッグシップモデルとして高らかに宣言した XPERIA XZ が遂に日本国内でも発売が開始された。

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既報の通り、今回の目玉は3つのまったくあたらしいセンサーによりすばやく、きれいにかんたんに撮影できるカメラ機能と、接続端子がUSB-Cコネクターに統一したこと。またさらに美しくなったディスプレイやメタル素材ALKALEIDOを採用した一体感のあるループデザインなど、その内容はフラッグシップに恥じないものになっている。

筆者はXPERIA XZを発売日に入手することに成功した。新しいフラッグシップのXPERIAがどれほど魅力的になったのか。それを見ていきたい。

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XPERIAは長らく続いた好評だったZシリーズを敢えて終わらせ生活と体験がクロスすると言う意味合いを持つXシリーズを新しくスタートさせた。XZはそのXシリーズのフラッグシップモデルとして登場したが、コンセプトはそのままに製品のデザインや使い勝手、搭載技術、そして機能の面で僅か半年の間でこれまにない大きな飛躍を見せている。

この新しいXPERIA XZはその優美なデザイン、αで培ったカメラ技術、BRAVIAで培った美しいディスプレイ、ウォークマンで培ったオーディオ機能などソニーのAV技術が溢れんばかりに注ぎ込まれているだけでなく、濡れた手でも操作できる一歩先行く防水機能、圧倒的なパフォーマンスと優秀なスタミナ機能など、もはや空ですべてを挙げることができないほど数々の魅力が凝縮されている。

筆者は毎回新しいXPERIAの進化を楽しみにしているが、XPERIA XZは久々に大きな興奮を覚え震えが止まらなかった。これらすべての魅力を1つのブログエントリーで紹介することはできないので、技術やこまやかな話題は他の記事にまかせ、このエントリーでは筆者が個人的に強く感じた「製品デザインの魅力」と「一歩先行くカメラの魅力」の2点に焦点を当てて紹介できればと思う。

芸術の域に達したデザイン

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今回、筆者が購入したのは森の中の湖面の色を表したと言われるフォレストブルーである。森や標高の高い山の中にある湖は見たことがある方は分かると思うが人の手では作れない美しさがそこにある。その色を表現したとされるフォレストブルーのXPERIA XZはアート作品を超越した究極の美しさを感じさせる。個人的にこれまでのXPERIA いやスマートフォンの中でも最も美しい部類に入ると感じた。

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湖面の水鏡のように一切の乙突もなく、反射するその姿はカメラが飛び出した数多のスマートフォンとは比較にならない美しさがある。

それもそのはず、SONYはこのXZに透明感のある輝きと色の奥行き感を出すために神戸製鋼所の高輝度/高純度のメタル素材ALKALEIDO® を採用しているのである。

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またディスプレイも側面や背面と同じカラーに仕上げていることで更なる統一感を出すことに成功し、見事に360度どこから見ても美しいデザインに仕上げたのだ。この深みのある金属の輝きはどれだけ見ても飽きない。誰もがこの美しさに魅了されるであろう。

一眼レフやミラーレスのαを作るSONYだからできるカメラの圧倒的描写力

XPERIA XZの外観の美しさはそれだけで十分、購入を決意させる要素だ。しかし、多くのスマートフォンやデジタルカメラを凌駕した描写力のカメラの魅力についても話しておかなければならないだろう。

良く、スマートフォンのレビューでカメラの性能が素晴らしいと書く記事を見かけるがその根拠はどこにあるのだろうか?

XPERIA XZ のレンズはF2.0 広角24ミリ、そしてISO感度は3200まで可能、そして手振れ補正は五軸に対応しており、文字通り数値としてその実力を証明している。

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またSONYはレンズ交換式カメラのαやサイバーショットを作りだし、またイメージセンサーのシェア世界ナンバー1の会社である。そのSONYが本気を出して作り上げた今回のXPERIA XZのカメラにはカメラを2つ取り付けるなどと言ったトリッキーな方法ではなく、3つのまったく新しいセンサーで高速なオートフォーカスや色の再現力を可能にしている。

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この3つのセンサーによって生み出されるカメラ機能は日常生活における活躍の場がさらに大きく広がることは間違いないだろう。

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上記の写真は全てXPERIA XZで撮影した写真だ。シャッタースピードの変更やフォーカスまで自在に操れ、オートでも夜景が素早く撮影できる。まるでレンズ交換式カメラのような写真がこんなにも早くスマートフォンで撮影できる日がくるとは誰が想像しただろう。

そして、XPERIAにしない理由はなくなった

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XPERIA XZをつかって常に感じていたのはこれほど完成度が高くなってしまってはもう他のスマートフォンを選ぶ理由はどこにあるのだろうか?ということだった。ユーザー体験全体での進化と洗練を究極的に実現している。

ユーザー体験はまさに生活と体験がクロスすると言うコンセプトを見事に表したXPERIA XZ。スマートフォンにあまり詳しくないユーザーやiPhoneしか知らないユーザーにとっても新鮮で震える体験になるはずだ。

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3キャリアから販売体制が構築され、さらにNTTドコモからはコンパクトモデルであるXperia X Compact も同時に登場している。もうXPERIAにしない理由はいよいよなくなったと言える。

この全くあたらしいXPERIAの体験がいかに魅力的か。ぜひ実機を手にとって試してもらいたいと思う。


※このエントリーは一部のポエマーにインスパイアされています。


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