ウォークマンAシリーズ(NW-A30)レビュー 使い勝手編

ウォークマンNW-A30のレビュー3回目の今回はソフトウェアを中心に使い勝手について見ていきたいと思います。

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起動時間はかなり長いです。Androidウォークマンと同じぐらいかかります。滅多に電源をオフにすることはありませんが、ちょっと気になるレベル。

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初回起動時はスマホアプリのように解説が表示されました。

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タッチパネルでの操作が前提になった今回からのウォークマンAシリーズのUIですが、従来のシリーズから大幅に変更されたためか発売当初はこれ大丈夫か?レベルにガクガクでお世辞にも「私は満足できます」なんてレビューを読むたびにいくらなんでも嘘だろ…と思っていましたが、ようやくバージョンアップでそれなりに動くようになりました。

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とは言っても指に吸い付くような動きではなくダッーとスクロールする感じ。この辺りは好みの問題もありますが、イマイチです。

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ホーム画面は従来の並びと似ていますが、フリックでの操作も取り入れられています。また、画面下にはAndroidのように常に再生メニューなどが表示されており取りあえずここ押して置けば何とかなる安心感もあります。

またSDカード内の楽曲と本体の楽曲を同じように扱えるのもいいですね。出来て当たり前の事ができなかったのが従来モデルですが、出来るだけでSDカードを買い足して使っても良いと思えます。

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DSD再生にも対応しています。

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いたわり充電などの機能も従来通りありました。

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時々あったり無かったりする語学学習機能ですが、NW-A30には搭載されていました。ですが、逆に動画再生機能がなくなっています。これには驚きました。ミュージックプレイヤーに動画再生機能は必要なさそうですが、今までのソニー製のHDDレコーダーなどにもわざわざウォークマン用の動画を用意して転送できるようにしていたのにあっさりとウォークマン側からその機能を無くしてしまうとは。

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FMラジオ機能も搭載されています。

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ヘッドホンは付属のノイズキャンセリング対応モデルのみ個別の設定がありましたが、他はその他のヘッドホンでひとくくりされています。専用ヘッドホンは価格以上の音をこれで鳴らしてくれます。要は専用にチューニングされているんですよね。

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ただ、付属のノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンですが、音と遮音性は満足できるレベルなのですが、ケーブルが二股に分かれているタイプで首にかけられなくてちょっと不便です。個人的には右側が短くて首にかけられるのが左右も分かりやすくて好きです。元に戻して欲しい。

まとめ

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NW-A30タッチ操作前提ですが、ハードウェアボタンも付いていてポケットに入れたままでも操作できるなど良く考えられています。タッチの操作性もパーフェクトとは言えませんが、従来機種の雰囲気も取り入れながら結構考えられていると思いました。ちょっと慣れが必要な独自な動きもありますが、こんなもんだと思います。

そう思うと発売当初ガクガクでリリースしたのは非常に勿体ないと思います。間に合わなかったのかも知れませんが、変にマイナスイメージが先行してしまったのではないでしょうか。少なからずあると思いますが、勿体ないですよね。

そして動画再生機能を消してしまったのもせっかく画面が大きくなったのになんだかなぁ。。。と言う気もします。これも間に合わなかっただけで、次期モデルでしれっと付いてくる可能性もありそうですが…

純粋に音楽プレイヤーとしては安くて良いモデルです。次回は音質面をじっくりと見ていきたいです。



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