2017年4月23日日曜日

α9の発表に関して思うこと。

出る出ると言われながらもずっと出なかったα9がついに発表されました。

今回のエントリーではスペックを確認しながら私の思うことを書いてみようと思います。

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有効画素数2420万画素 DRAM内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSセンサー Exmor RS

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新しい画像処理エンジン BIONZ X

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これによりセンサー内の読み出し速度をα7Ⅱとの比較で20倍以上の高速化をしています。

この高速化と処理性能向上の恩恵で

”今回実現したシステムは、新開発のセンサーと画像処理エンジンの組み合わせに加えて、ミラーレス構造のカメラに無音・無振動で最高1/32000秒※6の電子式アンチディストーションシャッターを搭載することで、ミラーとメカニカルシャッターを駆動した際に起こる光の遮断が一切ありません。

これにより常にイメージセンサーに光が届き続けるため、従来の一眼レフカメラの性能を上回るこれまでにない高速性能を発揮します。

新次元の高速性能ともいえるAF/AE追従の最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影機能と693点の全面位相差センサーに加えて、無音・無振動のサイレント撮影機能を小型・軽量ボディに収めています。” 原文ママ

その他のスペックは公式サイトのpdfで確認してください。

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方向性としては大方の予想通りの内容でしたが、実際の中身は予想よりもかなり上だったのではないでしょうか?

そしてソニーが自ら明確にプロユーザーに想定しライバルは他社の一眼レフカメラと言いきってしまったためか、もうカメラや写真が好きな人には話題沸騰のようです。自分の愛するカメラやメーカーに喧嘩を売るようなことを言われて良い気分な人はあまり居ないのは当然でしょう。

今回のα9は宣伝の内容から普段自分が期待している方向に舵をとっているモデルではありませんが、それが風景写真や人物撮影に全く活かされないと言われたらそんなことは決して無いと思っています。

私が最も気になっている部分は暗所撮影の性能の向上が期待できることです。α7Ⅱは暗所撮影に強いとは言いきれない部分がありました。新しいセンサーであるExmor RSを搭載していますがα9は2400万画素に抑えられています。裏面照射型CMOSセンサーのExmor Rを搭載しているα7RⅡは 4200万画素でした。それでも、暗所部分の撮影はα7に匹敵するクオリティでしたが、そのα7RⅡよりも新型のセンサーであるにも関わらず画素数を減らしているので、恐らく高感度もダイナミックレンジもα7RⅡ以上であると思われます。実際、スペック上ISO感度は倍になっています。

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撮影をしている中で自分の腕でカバーできない部分のひとつにノイズ処理があると思っています。室内やちょっと暗い場所で撮影した時、どうしてもISO感度はぐんぐん上がっています。何だかんだでその写真を後から見ると結構ノイズが気になるんです。かと言ってノイズを減らすとノッペリとしてしまう。α6000で撮影したものよりもα7Ⅱの方がノイズは少ないですが、それでも気になるんです。ここが少しでも気にならなくなるのであれば、それだけでもかなり大きなインパクトがあると思っています。

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風景写真のはほとんどはマニュアル撮影が主流になりますが、ハラハラと舞い落ちる桜や飛び交う鳥などを撮影する時はオートフォーカスの性能がモノを言います。また、かなり限られた時間でフォーカスを合わさないといけない時でもマニュアルでは追いつかない時があります。こう言う場合、オートフォーカスはできる限り性能が良いに越した事はありません。

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人物撮影でも目にピントがあっていないと満足できないのですが、こちらも高速化かつ性能が向上しているオートフォーカス性能で瞳の識別や追従性がα7Ⅱの比較で30%もアップしているようです。

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加えて手ぶれ補正は0.5段増え有機ELファインダーや背面液晶はさらに高精細で明るくなり、バッテリーも容量が倍になることでスタミナ性能についても改善されています。液晶はバリアングルではないようですが、液晶見て写真をまず撮らないのでどちらかと言うとファインダーが可動式が良かったです。

これだけの性能でα7RⅡとほとんど同じボディサイズを維持しているってとんでもなくスゴイ事だと思います。

更にボタン類も整理されており外観も含めて9シリーズと言うフラッグシップの名に恥じないプロダクトだと感じています。テクノロジーの力で無理やり押し切った感じに見えますが、α7RⅡなどのあの画質を生み出すまでに至った基盤があるからこそ実現できているのだと思います。

買うのかい買わんのかい

正直言って私は欲しいです。少なくとも今フルサイズのEマウントがα7Ⅱ一台しかないことが結構つらい状況で、α7RⅡかα7Sが欲しかったのですが、両方をうまくミックスして+にしたようなα9は多いに魅力的です。そして今のα7Ⅱで感じている不満はかなり解消されるでしょう。

価格は50万円前後と言うことですが、プロ機として考えればお安いらしいですが、私はただの写真愛好家。今はソニーストアのクーポンに良いのが無いので、ちょっと当分買えそうにありません。その間に最近スランプ気味なので腕を磨きながらお金を貯めておこうと思います。そしていつかα9で撮影した写真でまたコンテストに出して入選狙いたいですね。


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