SONY CES2017 まとめと雑感

CES2017で色々発表されましたので、まとめと雑感を書いてみようと思います。

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http://www.sony.com/electronics/televisions/a1e-series

まず、最も大きなトピックはやはり有機ELのBRAVIA A1Eシリーズの登場だと思います。非常にユニークなデザインで登場してきました。あくまで”OLED BRAVIAはBRAVIAの一部であり、液晶の上位ではない”と主張しています。さらに言うとZ9Dがハイエンドだと。そう思うとマスターピースを作ったと言っているパナソニックのOLEDの方が画質が良さそうに思えちゃいますね。

現状ではそう言わざるを得ないところは技術的なところやマーケティング的な理由であると思いましたが、ただ恐らく価格を考えてもハイエンドモデルに集中するのは間違いないと思います。

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http://www.sony.com/electronics/televisions/XBR-X930E-X940E-Series

BRAVIAは他にもX940EシリーズとX930Eの2シリーズの液晶モデルも発表しています。上位のX940Eのみ直下型バックライトとなっている模様で、X930はエッジ型バックライトでZ9Dがあまりにも高価だったのをコストを抑えたモデルの様子。しかしSlim Backlight Drive+と名付けたバックライトシステムで高いコントラスを実現しているようです。

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http://www.phileweb.com/news/d-av/201701/05/40278.html

近年、ソニーはハイレゾを中心としたオーディオに力を入れていますが、iPhone7の登場でさらにワイヤレスが盛り上がっている中、ソニーも独立型のワイヤレスイヤホンを参考展示してきました。同様にネックバンド型も発表しています。

ソニーはデジタルノイズキャンセルに強く、そこをこのワイヤレスイヤホンにも搭載してきたのは当然の結果かも知れません。ただ、もっと前に出して欲しかった気もしました。

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http://www.sony.com/electronics/headband-headphones/mdr-xb950n1

重低音のEXTRA BASSシリーズの新製品として、ワイヤレスヘッドホン「MDR-XB950N1」と「MDR-XB950B1」、ヘッドホン「MDR-XB550AP」、イヤホン「MDR-XB510AS」が発表されています。ヘッドホンは一部でノイキャンが付いているなどここでもノイキャンをおしています。

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http://www.sony.com/electronics/wireless-speakers/srs-xb10

ワイヤレススピーカーも「SRS-XB40」「SRS-XB30」「SRS-XB20」「SRS-XB10」が発表されています。ワイヤレススピーカーは防水防塵でSRS-XB10はLEDライトが光るなどアメリカンな印象。北米で人気がありそうなので数も多いですね。

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http://www.sony.com/electronics/walkman/nw-ws620-series

防水防塵のスポーツタイプのウォークマンWの新型 W620も発表されていました。Ambient Sound modeと呼ばれる周りの音を聞こえやすくするモードが搭載されるようになるようです。この辺りも好評だったMDR-1000Xの機能を流用しているような気がします。ウォークマンについては順当な気がしました。本命は秋ですからね。

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http://www.sony.com/electronics/sound-bars/ht-st5000

オーディオ関係ではDolby AtomosをサポートしたAVアンプ STR-DN1080とサウンドバー HT-ST5000が発表されました。Dolby Atomos対応は待っていた人も多いのではないでしょうか。サウンドバーは今でもそこそこ売れているようで継続的に発売されていますね。

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http://www.sony.com/electronics/blu-ray-disc-players/ubp-x800

さらにUHD-BDプレーヤー UBP-X800 が発表されています。UHD Blu-ray は4K対応のblu-ray規格ですが、PS4proになんだかんだ理由をつけて搭載してこないなど、消極的な姿勢が見えていましたがようやく出してくれたと言ったところ。HDMIをオーディオとビデオで独立させているなどかなりこだわったプレイヤーのようです。日本でも発売されそうですが、UHD-BDレコーダーも日本では発売される気がします。

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最近力を入れている超短焦点レーザー光源プロジェクタも新型のVPL-VZ1000ESが出てきました。これは価格がぶっ飛んでいるので興味があっても買えないのですが、そこそこ需要があるのでしょうか。

まとめ

CESは北米で開催されていることもあって、BRAVIAなどが中心になりがちですが、年初に行われるため、今年の方向性を決めるものだと思います。そう言う意味では今年もなかなか本気を見せてくれるプロダクトが出てきて嬉しい限りです。

近年のソニーは感性に直接訴えかけてくるような映像や音声を出すプロダクトばかりでただただ感動するばかり。非常に楽しみです。ただ、同時にハイエンド傾向にあるのも変わっておらず、相変わらずお財布と相談しながら過ごす一年になりそうですね。



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