攻めまくっていたSO506iCを振り返る

このブログもなんだかんだで2008年から書き続けていますが、懐かしのソニーシリーズもそれより後のプロダクトは当然書けないわけで、ギリギリ家にある古い機種を探し出して書いている訳ですが、今回ご紹介するのは2004年にリリースされたSO506iCです。

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SO506iCはドコモではFelica対応第三弾モデルとして登場しました。音楽再生機能、1.3メガピクセルのカメラ、着せ替え、ジョグダイヤル、そして回転ギミックとまさにソニーらしさも随所にちりばめられた攻めに攻めまくったフラッグシップモデルでした。

今の無難にまとめたフラッグシップモデルとは…おっと誰か来た。

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この当時のドコモのソニーエリクソン端末の特徴はこの回転ギミックです。はじめ見た時はなんじゃこりゃなデザインでしたが、このSO506iCはまさに完成形とも言えるデザインに仕上がっていました。

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さすがに保管状態は悪くて汚れていますが、背面です。着せ替えが一時流行っていましたが元祖はソニーエリクソンでした。このSO506iCもバックパネルが着せ替えできます。最近のスマホだとカバーやケースが着せ替えみたいな感じですね。

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開いた状態での背面

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スライドすると自動的にカメラが起動します。当時のサイバーショットのギミックを強く意識しています。

またレンズの下にはミラーがあり、この頃から自撮り文化あったんだなと思いました。

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カメラですが、ホワイトバランスや露出変更などの機能は揃っていましたが、まぁ操作しにくい。

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当時のサイバーショットっぽいUIにしているのも特徴です。

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横から見たところ。右端はカメラの時はシャッターボタン、他ではミュージックプレイヤーが起動する仕組みです。

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逆側。

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メモリースティックDuo専用でした。ここに音楽ファイルなどを転送して聴くのですが、Magicゲートと言われる著作権保護で転送などはとても面倒でした。そのせいで今だともうMagicゲート搭載のメモリースティックリーダーライターがあるVAIOも無いので使いものにならない始末。悪でしかないですね…

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音楽プレイヤーの画面ですが、転送できないので試せませんでした。

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当時のソニーエリクソン端末の最大の特徴とも言えるジョグダイヤル。このSO506iCは縦向きではなくて横にグルグル回すタイプでした。

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それにあわせてソフトウェアもグルグル回って設定したりします。

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このジョグダイヤルとPOBOXの組み合わせが神すぎました。

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この当時はNECが折りたたみでブイブイ言わせていた時で、各社折りたたみのモデルをまねて出していましたが、ソニーはこのSO506iCのような回転ギミックやpreminiのような小型モデルとかなり変な形のモデルで攻めまくっていましたね。



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コメント

  1. とつぜん失礼します。
    いつもROMってますが、今回の記事は反応しちゃいました!

    自分は505iからこの506iCに機種変してつかってましたね。505iSは中途半端で我慢して良かったと後から思ったのを良く覚えてます。
    水色で迷彩のバックカバーで1GBのDuoProをいい値段で購入してつかってました。唯一の不満はBT非搭載で、携帯向けのドングルぶら下げてワイヤレスで楽しんでました。

    すいません、懐かしコメントでした。

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    1. コメントありがとうございます。
      1GBのDuoProは結構なお値段しましたよね。今思うと何もかも懐かしい気がします。

      削除

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