SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z レビュー

α7Ⅱシリーズにもキャッシュバックが始まりました。秋の紅葉シーズンを前にしてフルサイズのα7シリーズを購入しようと思っている方は多数いるのではないでしょうか?

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よく風景を撮るならフルサイズが良いと言われます。理由は色々あるでしょうがダイナミックレンジで有利に働くと豊かな諧調が表現できるようになり風景撮影には強い味方ですよね。そんなフルサイズで風景を撮るなら広角レンズは必ず押さえておきたい一本でしょう。

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α7シリーズで広角レンズと言ったらSEL1635Zになります。ご存知カールツァイスブランドのこのレンズ、しかもF4通し。

今回はそのSEL1635Zのレビューをまとめたいと思います。

携帯性

まず、携帯性からですが、昨今のEマウントレンズの巨大化から考えると随分とコンパクトに思えます。それでも重さは518g ちょうどペットボトル1本分です。

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α7シリーズに取り付けた状態は完璧にマッチしていると思っています。

操作性はズームリングの回転が通常とは逆なところさへ慣れてしまえばどうと言う事はないって感じです。ズームリングの操作性は気持ちいです。絶妙な調整。他にボタンなどはなくとてもシンプルです。

AFの速度も速く、最近リリースされたSEL50F18Fのようなもっさり感は皆無。

回転が逆なのは広角ズームレンズでは普通のことなので敢えて逆にしたら余計ややこしい話になるのかも。

レンズ内に手振れ補正が入っているので無印のα7シリーズやAPS-CのEマウントでも気にせず使えるのもポイントだと思います。ただAPS-Cでこのレンズ使うメリットはあまり無いかも知れない。

フォトレビュー

では色々撮ってますので、写真を掲載したいと思います。

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f14 1/20秒 ISO50 焦点距離16 mm

黒部ダムの圧倒的なスケールを撮影できました。f14まで絞った事もありますが周辺までツァイス特有のシャープさが見事です。

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f16 1/100秒 ISO100 焦点距離 16mm

わざと逆光で。レンズかセンサーかのゴミはご勘弁ですが、太陽に向かって撮影してもこの耐性。すばらしい。

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f8 1/5秒 ISO800 焦点距離 16mm

嵯峨野の竹林 どこまでも続くようなイメージを超広角ならではのあおりで。

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f4 1/60秒 ISO100 焦点距離 35mm

人物撮影。フルサイズなのでF4でもそこそこボケてくれます。風景も一緒に閉じ込めることができるのもいい。

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f13 1/60秒 ISO-320 焦点距離 24mm

建物の緻密な部分もツァイスらしくシャープに映し出します。

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f11 1/160秒 ISO100 焦点距離 21mm

壮大なスケールと岩山や樹々も表現できています。

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f14 25秒 ISO100 焦点距離17mm

長時間露光での撮影となればF4でも必要十分。

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f4 1/60秒 ISO1000 焦点距離 35mm

これぐらい寄れるのでテーブルフォトも可能です。

まとめ

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このレンズは私もかなり頻繁に使うレンズでして、旅行に連れていくならどれを選ぶ?となったら真っ先に候補に入れます。35ミリまでズームが利くのでかなりの部分をカバーできるのと、まぁまぁ寄れるのでそれなりにテーブルフォトでも使えてしまうからです。

あまりレンズを複数台持って撮影には出掛けないのでいつも持ち出す時はSEL2470GMと小一時間悩むぐらいそれぐらい良いレンズ。

ただ、レンズフードが短いためか結構な頻度でレンズが汚れてしまうのが気になります。プロテクターは必須かもしれませんね。



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