NW-WM1 シリーズの実力を見にソニーストアに行ってきた。

ソニーストア

先日、GINZA PLACE に新しく移転したソニーストア銀座に行ってきました。お店の様子はまた別の機会として、今回の主な目的は30万円と言う高額なお値段で話題のウォークマン NW-WM1Z をはじめとする Signature Seriesを体験するためです。

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初めに見つけたのが NW-WM1A 

NW-WM1Zとの違いはボディの素材と内部のパーツ2点の違いのみになっています。

詳しくはウォークマンのホームページに記載されていますが、まとめる以下のとおりです。

  WM1Z WM1A
素材 無酸素銅+金メッキ アルミ切削筐体と無酸素銅プレート
ヘッドホン出力フィルター 銅メッキの大型高音質抵抗 高品質メルフ抵抗
アンプからヘッドホンジャックへの線材 KIMBER KABLE(R)4芯Braid(編み)構造ケーブル 低抵抗の無酸素銅ケーブル(OFCケーブル)

たったこれだけの違いでどれほど音が変わってくるのか興味があります。

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ヘッドホンはお馴染みのMDR-1Aが接続された状態でした。そしてサンプルの中には私がいつもレビューで聴いている絢香が。これはチャンスと思い聴いてみます。

普段ZX2やPHA-3を利用していますが、あきらかにZX2よりも高音のキレが良いのが分かりました。

質感も想像以上に良かったです。

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そして次は本命のWM1Z こちらはヘッドホンはMDR-Z7です。

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バランスで接続されていました。あたらしいケーブルですね。

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ピンボケですが、こちらも絢香で。

聴いてみた感じ、うおおおおおお…

と言うほどの感動はありませんでした。家で落ち着いて聴いたら分かるかも知れませんし、三日月はあまり良いチョイスでは無いのも分かってて書いてます。

これなら20万円の価格差を考えるとWM1Aの方が良いんじゃないのかな?と言うのが私の感想です。

ウォークマンは今まで出力がかなり弱くMDR-Z7はドライブできずにスカスカの音しか出せませんでしたが、余裕でドライブしていました。

ただ、この両者のウォークマン確かに音が良いし質感も良いのですが、いかんせんレスポンスが悪いです。これならAndroidウォークマンの方が良かったレベル。熱の問題もあると思いますが、独自OSにしてもこんなレベルではもう少しどうにかならんかったのか…と思わざるを得ません。

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次に向かったのは同じく Signature Series のヘッドホン MDR-Z1Rとハイエンドヘッドフォンアンプ TA-ZH1ES

ケーブルもKIMBER KABLEとまさにフルアーマー、最強スペックです。

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こちらも絢香で聴きます。

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てかTA-ZH1ESデカすぎ。

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MDR-Z1R はおもしろい形していますが装着感はMDR-Z7に良く似ていて快適でした。

この組み合わせで聴いてみると音がものすごく滑らか。絢香のボーカルもとても艶っぽい。今まで聞いてきた音とははっきりと差が分かるレベルで違います。ソニーの音で良くある突き刺さる感覚が皆無。これは家でじっくりと聴いてみたくなりました。ただ、この値段と大きさは買う人を選ぶでしょうね…

まとめ

WM1Aが単体でバランス出力に対応しさらにヘッドホンの出力が上がったので、WM1AはUIのレスポンスの悪ささへ許容できればかなりオススメできるプロダクトだと思いました。正直なところ欲しい。

ただ、PHA-3とMDR-Z7のレビューの時にも言書きましたが、下手に高いウォークマンを買うぐらいならヘッドホンアンプを購入する方が幸せになれるかも知れません。それは今回も考えは大きくは変わりませんでした。

今回はWM1Zと言う30万円のウォークマンが話題ですが、音質的にはそれ以上のアンプが出てしまったので、結局、上を求めるならTA-ZH1ESとMDR-Z1Rの組み合わせにたどり着くので、WM1Zを買うのはよーく考えた方が良いかも知れませんね。



ソニーショールームでBRAVIA Z9Dシリーズを見に行ってきました。

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